オスグッド・シュラッター病とは

京田辺市、新田辺駅前の谷口鍼灸整骨院です。

 

オスグッド・シュラッター病(以下、オスグッド)は、成長期の小中学生に多く見られる膝の前側の痛みを引き起こす疾患です。特にスポーツをしているお子さんに多く見られます。膝のお皿の少し下にある脛骨粗面(けいこつそめん)という部分が痛むのが特徴です。

オスグッドの原因

オスグッドの主な原因は、太ももの前にある大腿四頭筋(だいたいしとうきん)が膝の下の骨を引っ張ることによるものです。成長期には骨がまだ柔らかく、筋肉の引っ張りによって炎症が起きやすくなります。特に、ジャンプやランニングなどの動作が多いスポーツをしているお子さんは、オスグッドになりやすいです。

症状と診断

オスグッドの主な症状は、膝の前側、特に脛骨粗面の痛みです。痛みは運動後や膝を曲げたときに強くなります。触ると痛みが増すこともあります。診断は、症状の確認とレントゲン検査で行います。

治療方法

オスグッドの治療は、基本的に痛みを和らげることと、炎症を抑えることが中心です。以下の方法が一般的です:

  1. 安静と運動の制限:痛みがある間は、運動を控えることが大切です。
  2. アイシング:痛みがある部分を冷やすことで、炎症を抑えます。
  3. ストレッチと筋力トレーニング:大腿四頭筋の柔軟性を高め、筋力を強化することで、再発を防ぎます。
  4. テーピングやサポーターの使用:膝の負担を軽減するために使用します。
  5. 鍼灸治療:鍼や灸を用いて血行を良くして痛みを緩和させる。
  6. 整体治療:骨格のゆがみを整え筋肉の緊張を緩めて痛みを緩和させる。

予防とセルフケア

オスグッドを予防するためには、日頃からのケアが重要です。以下のポイントを心がけましょう:

オスグッドは成長期のお子さんに多い疾患ですが、適切なケアと治療で痛みを和らげ、再発を防ぐことができます。もし、お子さんが膝の痛みを訴えている場合は、早めに専門の治療を受けることをおすすめします。

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